中柱(なかじ)とは

中柱とは一口で言うと、押し手(強押し・大押し・最強押し等)を弱い指圧で、
誰でもやさしく押せて、正しい音程が出せる補助琴柱です。また、中柱を使うことによって、上級者とっては速い曲や和音等も楽に弾けるようになります。

中柱

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【中柱の効果】
中柱は一絃をEミにした平調子を調絃のまま、押し手で出す音を楽に出すことを可能にします。そのため、五線譜で書かれた曲を、調絃を変えずに演奏することができます。
つまり、五線譜が読める人はすごく簡単に中柱を使って曲は弾けます。弾く曲は星の数ほどあります。曲を選ぶのが大変なぐらい、世界中の音楽を弾くことが出来ます。(中柱の使い方は、DVD「中柱の使い方」を参照してもらうとより良くわかります)

DVD 石森康雄 企画 中柱の使い方 (押し手革命・中柱の効果)
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爪について

爪の形を越え世界の音色へ

山田流ですか?生田流ですか?
いいえ琴音楽流です!
角爪と爪の良いところを取り入れた三角爪を使います。

琴でバッハの曲、映画音楽、歌謡曲、世界の各国の音楽を弾いたら、流派を超えた琴音楽の世界と言えるでしょう。

古典曲を琴で弾いた時に生田流、山田流と言っても良いでしょう。しかし、琴と言う楽器で音楽を曲として弾いた時には流派ではなく琴音楽の世界と考えてはどうでしょう。

琴はもっともっと伸びしろのある有望な楽しい楽器です。

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絃を弾くところは琴爪の角の部分です。
三味線のバチも絃にあたるところは三角ですね。

三角の爪では、鋭い音も出ますし、また丸い丘状の部分で絃をめくるようにすべらせて弾くことより、奥行きのある柔らかい響きも出せるのです。

確かに、自分で弾いている爪を変えて弾くのには抵抗があると思います。
しかし最初から琴を始める人は、そんなものかとすぐに馴染めると思います。
興味関心のある方は一度試してみてください。

丸爪をヤスリで加工しても作ることができます。
象牙製の爪ではなく、新素材で作った三角爪を勧めます。指にしっかりフィットして象牙製の爪より重さが半分位になり、指で弾くような感覚になります。
素材は、アクリルライク(半透明)です。